2010年5月17日月曜日

フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略

現在webを中心に発展を続ける無料サービスや従来の一見無料や得するビジネスモデルについて非常に丁寧に説明がされています。従来のビジネスモデルと現在の無料サービスには「限界費用がほぼゼロ」という大きな違いがあり、この重要なキーワードが繰り返し記されています。「限界費用がほぼゼロ」はデジタル情報特有の性質であり、この新しい概念に慣れていない世代と現在の30歳未満の世代とは理解(というより肌での感じ方)が違うとのこと。ICTの発達とともに実現できることが拡大し続けている中、将来にどんな変化が起きるのか想像するのも楽しいでしょう。若干惜しい点は、Wikipediaが無料で発展しているが、どんな効果があるのかもう少し考察が欲しいと思う。
それにしても本書の内容に納得しつつも無料サービスやソフトを有償で提供すれば、もっと儲かるのにと考えがちの自分は旧世代ってことなのでしょうか。プログラムを書いたりすることによって給料を貰う身としては無償提供しても自分へ還元される「限界費用ほとんどゼロ」を活用するモデルが思いつきません。



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